採用される履歴書の書き方

採用される履歴書の書き方

転職活動をする際に必須となる履歴書ですが、採用担当者が一枚の履歴書を見る時間は数秒間と言われています。その中で印象を残し、書類選考を通過するような履歴書とはどのようなものなのでしょうか。履歴書作成の基本とコツをしっかり押さえておきましょう。

基本的なポイント

看護師の履歴書と会社員の履歴書で大きく異なる点はありません。基本的には同じようなものです。ただし細かい部分で異なるポイントはあるのでそこは間違わないようにしておきましょう。まず、手書きかパソコンかという点ですが、パソコン入力の指定がない限りは手書きで作成しましょう。誤字脱字なく、丁寧に書くことを心がけてください。そしていきなりペンを使って書くのではなく、鉛筆で下書きすることをおすすめします。ペンで上書きした後は消しゴムで下書きを消すのも忘れないようにしましょう。修正液を使うのもNGです。間違って書いてしまったら、面倒くさがらずに書き直しましょう。応募先を指す言葉に関してですが、病院に応募する際は「貴院」とし、語尾は「ですます」で統一します。
また、年号に関して和暦・西暦の決まりはありませんが、履歴書内でばらばらにならないよう、どちらかに統一しておきましょう。「S62年」などと省略表記はせず、「昭和62年」と正しい表記を使用しましょう。これは学校名や資格欄に関しても同様です。
字に自信がないという方も多いかと思いますが、もちろんきれいな字が書ければベストではあるものの、意識すべきは「丁寧」に書くことです。時間がかかっても丁寧に書くという意識で取り組めば、その思いは採用担当者に伝わります。そして空白はなるべくないように記載しましょう。

基本的なポイント

志望動機作成のコツ

履歴書においてもっとも重要なのが志望動機の欄です。志望動機は必ず読まれる項目なので、ここでしっかり目に留まるような内容を記載する必要があります。なぜこの病院に応募したのかといった点をわかりやすく伝えていきましょう。そのためには応募先の情報収集が必須です。経営理念や医療技術などを下調べしたうえで、自身の志望動機とすり合わせて記載していきます。志望動機は「過去」「現在」「将来」の順で記載していくとわかりやすくなります。簡単に言うと「~を経験し(過去)、~に興味がある(現在)、そのため貴院で~をしたい(将来)」といった感じです。
注意点としては、ネガティブな内容は書かないことです。例えば、前の職場の悪い点は挙げないようにしましょう。仮に前の職場への不満が転職の動機の一つだとしても、あくまで「こうなりたい」「こういうことをしたい」といったポジティブな内容に変換することが大切です。

志望動機作成のコツ

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