採用される面接のコツ

自分に合った職場に転職するために

採用される面接のコツ

書類選考を突破したら、次はいよいよ面接です。面接に臨むためにはどのような心構えをもっておけば良いのか、そして合格するためのコツはどこにあるかといった点を紹介していきます。参考にして、ぜひ転職を成功させてください。

必要な心構え

日本全体として看護師不足が深刻な今、看護師は需要が高く転職先に困ることはありません。ただし、中には待遇が良く人気の医療施設もあります。そのようなところに応募するのであれば競争率は高くなるため、当然不合格になる可能性もあります。そのため、準備は怠らないようにしておきましょう。
採用側が看護師に求めているものは勉強ができることではありません。チームで医療を提供していくため、協調性がありスムーズに業務を行える人間性が第一に求められます。知識や経験が不足していても、業務の中で学びつつ、病院側が用意している研修制度などでフォローできるからです。そのため面接では、質問に対してちゃんと自分の答えが返せるか、良い雰囲気を保って好印象を与えることができるかが重要です。

第一印象が大切

服装などの見た目は採用担当者の第一印象を大きく左右するので、スタートの時点で躓くことのないようにしましょう。まず髪型は清潔感を意識して、長い場合は後ろでまとめ、前髪が落ちないようピンでとめておきましょう。明るい髪色はNGです。メイクは濃くならないよう、ナチュラルメイクを心がけてください。ノーメイクも印象が悪くなる可能性があります。
服装についてはスーツを基本に、色も黒やグレー系など落ち着いた色にしてください。シャツは白で、ストッキングは肌色でOKです。また、アクセサリー類はすべて外してください。腕時計もシンプルなものにしましょう。書類などを入れるバッグに関しても落ち着いた色のものが好ましいです。

逆質問で積極性をアピール

面接は基本的に採用側からの質問に答えていくことになりますが、最後に「何か質問はありますか？」と聞かれます。ここで質問をするかしないかが大きな分かれ道となります。必ず逆質問をして、積極性をアピールしましょう。労働条件、職場の雰囲気、業務の流れ、仮に入職することになった場合に準備しておくべきことなど、面接の中で聞けなかった部分があれば積極的に質問していくことが大切です。ただし、事前に求人情報やホームページなどに掲載されていることは質問しないようにしましょう。事前に調べればわかることをしつこく質問すると、悪い印象を与えてしまいます。待遇面で求人情報に記載されていない部分で聞いておきたいポイントは、事前にしっかりチェックしておいたほうが良いでしょう。